|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
辻田 真佐憲(ツジタ マサノリ)
1984年、大阪府生まれ。評論家・近現代史研究者。慶應義塾大学文学部卒業。政治と文化芸術の関係を主なテーマに、著述、調査、評論、レビュー、インタビューなどを幅広く手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 辻田 真佐憲(ツジタ マサノリ)
1984年、大阪府生まれ。評論家・近現代史研究者。慶應義塾大学文学部卒業。政治と文化芸術の関係を主なテーマに、著述、調査、評論、レビュー、インタビューなどを幅広く手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
日本はどこで「間違えた」のか。そもそもいつ始まったのか。掲げた理想はすべて誤りだったのか。「大東亜」は日本をどう見ていたか。素朴な「なぜ」に答える、現代人のための新・日本近現代史。『「戦前」の正体』の著者が、右でも左でもない「われわれの物語」を編み直す。
もくじ情報:第一章 あの戦争はいつはじまったのか―幕末までさかのぼるべき?(「戦争のはじまり」はいつ?;日中戦争と大東亜戦争の連続性 ほか);第二章 日本はどこで間違ったのか―原因は「米英」か「護憲」か(「過去のわれわれ」として考える;「涙を飲んで引く」は不可能に近かった ほか)第三章 日本に正義はなかったのか―八紘一宇を読み替える(白か黒かで割り切れるのか;日米開戦が生んだ「すっきり感」 ほか);第四章 現在の「大東亜」は日本をどう見るのか―忘れられた「東条外交」をたどる(他国の「われわれ」に触れる;日本にもっとも厳しいシンガポール ほか);第五章 あの戦争はいつ「終わる」のか―小さく否定し大きく肯定する(あの戦争はいつ「終わった」といえるのか;国立近現代史博物館の「不存在」 ほか)