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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
橋本 省二(ハシモト ショウジ)
高エネルギー加速器研究機構(KEK)素粒子原子核研究所および総合研究大学院大学教授。1994年、広島大学大学院理学研究科博士課程修了。博士(理学)。1995年、高エネルギー物理学研究所(現KEK)データ処理センター助手。2002年から、KEK素粒子原子核研究所および総合研究大学院大学高エネルギー加速器科学研究科准教授。2010年より現職。専門は素粒子理論、特に量子色力学の研究。手では解けないクォークの理論をシミュレーションで解析して実験結果を説明することを目指す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 橋本 省二(ハシモト ショウジ)
高エネルギー加速器研究機構(KEK)素粒子原子核研究所および総合研究大学院大学教授。1994年、広島大学大学院理学研究科博士課程修了。博士(理学)。1995年、高エネルギー物理学研究所(現KEK)データ処理センター助手。2002年から、KEK素粒子原子核研究所および総合研究大学院大学高エネルギー加速器科学研究科准教授。2010年より現職。専門は素粒子理論、特に量子色力学の研究。手では解けないクォークの理論をシミュレーションで解析して実験結果を説明することを目指す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
「質量の謎」を追いながら、物質の根源に迫る。あらゆる物質には質量がある。質量とは何か。物質を構成する最小単位・素粒子の理論をひもといていくと、「質量があるのはおかしい」ことに気づく。では、質量はなぜ存在し、どのように生まれるのか?この謎を追うことが、宇宙の成り立ちの理解にもつながっていくというのだ…(続く)
「質量の謎」を追いながら、物質の根源に迫る。あらゆる物質には質量がある。質量とは何か。物質を構成する最小単位・素粒子の理論をひもといていくと、「質量があるのはおかしい」ことに気づく。では、質量はなぜ存在し、どのように生まれるのか?この謎を追うことが、宇宙の成り立ちの理解にもつながっていくというのだが―。真空、重力、相対性理論、ゲージ理論、自発的対称性の破れ、量子色力学、クォーク、ヒッグス粒子、ダークマター…。現代素粒子論の基本的な考え方を「数式なし」で総まくり!
もくじ情報:第1章 すべては理解できるものか―元をたどってみる;第2章 質量とは何か―押しても引いても動かない;第3章 ゼロと有限の境目―光のように速く飛んでみる;第4章 自転する素粒子;第5章 右と左が違うのは―見えざる弱い力;第6章 沈むときは二人で―真空に沈殿する素粒子;第7章 陽子に針を突きさす―クォークの登場;第8章 真空の雑踏―何でもありの量子論;第9章 未知へのとびら、ヒッグス粒子;おまけの章 ダークマターもあるじゃないか