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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
稲葉 稔(イナバ ミノル)
1955年熊本県生まれ。脚本家、放送作家などを経て、94年に作家デビュー。冒険小説、ハードボイルドを皮切りに、近年は時代小説に力を注いでいる。2020年、「隠密船頭」シリーズが第9回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろしシリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 稲葉 稔(イナバ ミノル)
1955年熊本県生まれ。脚本家、放送作家などを経て、94年に作家デビュー。冒険小説、ハードボイルドを皮切りに、近年は時代小説に力を注いでいる。2020年、「隠密船頭」シリーズが第9回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろしシリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
岡崎宿を発った小泉屋新兵衛らへっぽこ一行は、道中で旅を急ぐ瞽女や、訳ありげな母子連れなどと出会いつつ、東海道を西へ進んでいく。やがてたどり着いたのは、東海道と伊勢に向かう街道が分岐する日永の追分。旅路の…(続く)
岡崎宿を発った小泉屋新兵衛らへっぽこ一行は、道中で旅を急ぐ瞽女や、訳ありげな母子連れなどと出会いつつ、東海道を西へ進んでいく。やがてたどり着いたのは、東海道と伊勢に向かう街道が分岐する日永の追分。旅路の中で何度も耳にする伊勢とは果たしてどれほどのものなのか、どうしても気になった新兵衛は、寄り道も旅の醍醐味と自らに言い訳をし、南に足を向ける。一方、江戸では新兵衛とお菊の縁談に、なにやら暗雲が漂いはじめており…。旅は道連れ世は情け、笑いあり涙ありの大人気時代シリーズ、第四弾!