|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
ヒキタ クニオ(ヒキタ クニオ)
1961年、福岡県生まれ。イラストレーター、マルチメディアクリエイターとして活躍後、『凶気の桜』(新潮社)で小説デビュー。2006年『遠くて浅い海』(文藝春秋)で第8回大藪春彦賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ヒキタ クニオ(ヒキタ クニオ)
1961年、福岡県生まれ。イラストレーター、マルチメディアクリエイターとして活躍後、『凶気の桜』(新潮社)で小説デビュー。2006年『遠くて浅い海』(文藝春秋)で第8回大藪春彦賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
…(続く)
母親を殺害し少年院送りになった深津九子は、二年足らずで仮退院を迎えた。退院の朝、女性刑事が九子を訪ね、同級生で母親殺しに深くかかわった井村里実が自殺したと告げる。里実はSNSで大量の誹謗中傷を受けていた。社会に戻った九子を待ち受けていたのは、贖罪と更生が不十分という批判の大合唱と、逆に九子を偶像化するオタク集団だった。九子は里実の死の真相を探るが…。