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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
月村 了衛(ツキムラ リョウエ)
1963年大阪府生まれ。作家。2010年『機龍警察』でデビュー。12年『機龍警察 自爆条項』で第33回日本SF大賞、13年『機龍警察 暗黒市場』で第34回吉川英治文学新人賞、15年『コルトM1851残月』で第17回大藪春彦賞、『土漠の花』で第68回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)、19年『欺す衆生』で第10回山田風太郎賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 月村 了衛(ツキムラ リョウエ)
1963年大阪府生まれ。作家。2010年『機龍警察』でデビュー。12年『機龍警察 自爆条項』で第33回日本SF大賞、13年『機龍警察 暗黒市場』で第34回吉川英治文学新人賞、15年『コルトM1851残月』で第17回大藪春彦賞、『土漠の花』で第68回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)、19年『欺す衆生』で第10回山田風太郎賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
天明四年五月の十三夜。御先手弓組番方・幣原喬十郎は湯島の路上で男女の惨殺体を発見する。傍らには匕首を手に涙を流す若い男。喬十郎は咄嗟に問い質すが、隙をつかれてその男を取り逃がす。やがて、逃げた男は闇社会で名を轟かせる大盗「大呪の代之助」一味の千吉だと判明し―。悪事に立ち向かう喬十郎と、江戸の闇社会に生きる千吉。宿命的な敵対関係を描き出す、血湧き肉躍る時代小説。