|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
松井 今朝子(マツイ ケサコ)
1953年京都市生まれ。早稲田大学卒業後、松竹入社。歌舞伎の企画・製作に携わる。97年、『東洲しゃらくさし』でデビュー。同年、『仲蔵狂乱』で第8回時代小説大賞を受賞。2007年、『吉原手引草』で第137回直木賞、19年『芙蓉の干城』で第4回渡辺淳一文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 松井 今朝子(マツイ ケサコ)
1953年京都市生まれ。早稲田大学卒業後、松竹入社。歌舞伎の企画・製作に携わる。97年、『東洲しゃらくさし』でデビュー。同年、『仲蔵狂乱』で第8回時代小説大賞を受賞。2007年、『吉原手引草』で第137回直木賞、19年『芙蓉の干城』で第4回渡辺淳一文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
昭和十年東京。満州国皇帝溥儀を奉迎し、木挽座は「勧進帳」を上演。歌舞伎狂言作者の末裔桜木治郎らは、セリフが不敬だと右翼から抗議を受ける。劇場に脅迫状が届き、木挽座専務の首吊り死体が発見された。大道具を使った死に方に疑いを抱く桜木。築地署の薗部刑事から協力を求められるも、次なる怪死が…。連続する謎の死の真相とは!?日本に戦争の足音が近づく恐怖の時代を描く劇場ミステリー。