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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
久坂部 羊(クサカベ ヨウ)
1955年大阪府生まれ。医師・作家。大阪大学医学部卒業。2003年『廃用身』で作家デビュー。2014年『悪医』で第三回日本医療小説大賞、2015年「移植屋さん」で第八回上方落語台本優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 久坂部 羊(クサカベ ヨウ)
1955年大阪府生まれ。医師・作家。大阪大学医学部卒業。2003年『廃用身』で作家デビュー。2014年『悪医』で第三回日本医療小説大賞、2015年「移植屋さん」で第八回上方落語台本優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
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心臓病の専門病院で、適切な臓器の斡旋を行う臓器移植コーディネーターとして働く立花真知。彼女は、将来の五輪金メダリスト候補として注目を集めながらも、拡張型心筋症と診断されたフィギュアスケーター・池端麗を担当することになる。ある日、くも膜下出血で倒れ脳死判定を受けたドナーの心臓が奇跡的に麗に合致すると判明し真知らは臓器提供に向けて動き出すが、ドナーの母親はそれに納得していなかった。そこで真知は「禁断の方法」に手を出そうとする。臓器を提供する側とされる側、互いの思いが複雑に混じり合ってできた大きな渦は、とある男の出現によって社会問題へと発展していく―。医療の現状にメスを入れてきた著者が描く、日本の心臓移植の「現実」と「未来」。