|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
乾 緑郎(イヌイ ロクロウ)
1971年、東京都生まれ。鍼灸師の傍ら、小劇場を中心に舞台俳優、演出家、劇作家として活動。2010年8月、『忍び外伝』で第二回朝日時代小説大賞を受賞、同年10月、『完全なる首長竜の日』で第9回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 乾 緑郎(イヌイ ロクロウ)
1971年、東京都生まれ。鍼灸師の傍ら、小劇場を中心に舞台俳優、演出家、劇作家として活動。2010年8月、『忍び外伝』で第二回朝日時代小説大賞を受賞、同年10月、『完全なる首長竜の日』で第9回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
時は2131年。13歳のアリサは「ルナアーク」と呼ばれる、月面の居住施設に住んでいた。アリサが5歳の頃、両親とともに地球から移住してきたのだ。地球からの転校生、ケンジと仲良くなるが、その矢先、とんでもない事件が起こり―。一方、教会暦918年。ドゥマレの町では「アッザ」と呼ばれる、奇妙な社会性生物と人間が共存していた。この町に住む13歳の少女、メルはアッザの捨てたゴミの山から発見された捨て子だった。アリサとメル、ルナアークとドゥマレ―交わるはずのない2人と2つの世界が交錯したとき、戦慄する事実が明らかに…。