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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
江口 重幸(エグチ シゲユキ)
1951年、東京都生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。現在、東京武蔵野病院勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 江口 重幸(エグチ シゲユキ)
1951年、東京都生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。現在、東京武蔵野病院勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
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近代神経学の黎明期に屹立するジャン=マルタン・シャルコー(一八二五‐九三年)。精神分析の創始者フロイトもそのもとに留学したパリの巨人は、いかなる生涯を送り、何を行ったのか?精神病理の領域に催眠術を導入し、「大ヒステリー=大催眠理論」を提唱した巨人シャルコーの全容を第一人者が描き出す、コンパクトにしてクリアな決定版入門書。
もくじ情報:第一章 すべてはシャルコーからはじまる;第二章 男性ヒステリーとは?―『神経病学講義』より;第三章 シャルコー神経病学の骨格;第四章 大ヒステリー=大催眠理論の影響―フロイト、ジャネ、トゥーレット;第五章 シャルコーとサルペトリエール学派;第六章 『沙禄可博士 神経病臨床講義』―『火曜講義』日本語版の成立と三浦謹之助;第七章 シャルコーの死とその後;第八章 シャルコーと一九世紀末文化―ゴッホのパリ時代と『ルーゴン=マッカール叢書』;終章 ヒステリーの身体と図像的記憶