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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
江戸川 乱歩(エドガワ ランポ)
1894年、三重県名張町生まれ。本名・平井太郎。早稲田大学政経学部卒業後、数々の職業を転々。1923年、雑誌「新青年」に「二銭銅貨」を発表し作家デビュー。36年の『怪人二十面相』以降は少年探偵団もので人気を博す。47年、探偵作家クラブ(のち日本推理作家協会)初代会長となり、54年、江戸川乱歩賞を創設。57年より雑誌「宝石」の編集にたずさわる。65年死去 江戸川 乱歩(エドガワ ランポ)
1894年、三重県名張町生まれ。本名・平井太郎。早稲田大学政経学部卒業後、数々の職業を転々。1923年、雑誌「新青年」に「二銭銅貨」を発表し作家デビュー。36年の『怪人二十面相』以降は少年探偵団もので人気を博す。47年、探偵作家クラブ(のち日本推理作家協会)初代会長となり、54年、江戸川乱歩賞を創設。57年より雑誌「宝石」の編集にたずさわる。65年死去 |
乱歩作品の魅力の一つは、次に何が来るかわからない、不穏で興味津々なその都度展開する場面にある。一篇として完成された短篇とともに、長篇の中からとくに印象深い場面、および関連する随筆を抽出し、七つのイメージに分類。乱歩の心に映る執着と愛着、強迫的な思念、そしてどこかへと惹かれてゆく心の有様を味わう。文庫オリジナル。
もくじ情報:夢遊(白昼夢;大魔術(「魔術師」より)火;星の運河);恐怖(底なし沼(「影男」より);ある恐怖;暗黒世界(「白髪鬼」…(続く)
乱歩作品の魅力の一つは、次に何が来るかわからない、不穏で興味津々なその都度展開する場面にある。一篇として完成された短篇とともに、長篇の中からとくに印象深い場面、および関連する随筆を抽出し、七つのイメージに分類。乱歩の心に映る執着と愛着、強迫的な思念、そしてどこかへと惹かれてゆく心の有様を味わう。文庫オリジナル。
もくじ情報:夢遊(白昼夢;大魔術(「魔術師」より)火;星の運河);恐怖(底なし沼(「影男」より);ある恐怖;暗黒世界(「白髪鬼」より)断頭台(「魔術師」より);お勢登場);人形(人でなしの恋;人形;球魔法人形(抄);悪霊物語);残虐(残虐への郷愁;情痴の極(「盲獣」より);恐ろしきランニング(「地獄風景」より);句);身体(飛行する悪魔(前半・「緑衣の鬼」より);芋虫;ペテン師と空気男(抄);芋虫ゴロゴロ(「盲獣」より);水族館の人魚(「蜘蛛男」より);闇に蠢く(抄));錯視(レンズ嗜好症;映画の恐怖;恐しき前兆(「暗黒星」より);鏡地獄;目羅博士の不思議な犯罪;パノラマ島綺譚(抄));浅草(死人の腕(前半・「一寸法師」より);浅草趣味;木馬は廻る)