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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
千野 隆司(チノ タカシ)
1951年東京生まれ。國學院大学文学部卒業。90年「夜の道行」で第十二回小説推理新人賞を受賞。以後、時代小説を中心に活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 千野 隆司(チノ タカシ)
1951年東京生まれ。國學院大学文学部卒業。90年「夜の道行」で第十二回小説推理新人賞を受賞。以後、時代小説を中心に活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
かつて幕府奥祐筆を務めた能勢伝七郎が、家督を譲り、日本橋難波町の自身番書役に転身してから早四月。素性は隠してもなぜか皆に頼りにされる伝七郎の下には、面倒ごとが次々と持ちこまれていた。そんなある日、町内の旦那衆である老舗葉茶屋の岡崎屋与兵衛から婿養子・蓮次郎の様子がおかしいと相談を受ける。また厄介ごとと思いつつも、番屋に貼られた殺しの似面絵に青ざめた蓮次郎の姿を見れば、そのままにはしておけない。界隈で指折りのおしどり夫婦と評判の蓮次郎の過去には何が!?持ち前の頭脳と神道無念流の業前を発揮し、兇状持ちとの関係を追う!有能すぎる番屋の書役が知恵と情けで町の難題を解決する、人呼んで「恩情番屋」の傑作捕物帳第二弾!