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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
奥田 順之(オクダ ヨリユキ)
獣医行動診療科認定医。岐阜大学獣医学課程卒獣医師。鹿児島大学共同獣医学部講師(動物行動学)。岐阜大学在学時、殺処分問題解決を目的とした学生団体を設立し活動。卒業後、社会的合意形成を支援するパブリック・ハーツ株式会社入社。社会教育プログラムの開発に携わる。NPOを起業するにあたり、社会的企業支援プログラムに参加。ソーシャルビジネストライアル2011年度優秀賞受賞、東海若手起業塾第4期5期。2012年NPO法人人と動物の共生センターを設立。飼育放棄の主な原因となっている問題行動の予防・改善を目的に、犬のしつけ教室ONELife開業。2014年ぎふ動物行動クリニック開…() 奥田 順之(オクダ ヨリユキ)
獣医行動診療科認定医。岐阜大学獣医学課程卒獣医師。鹿児島大学共同獣医学部講師(動物行動学)。岐阜大学在学時、殺処分問題解決を目的とした学生団体を設立し活動。卒業後、社会的合意形成を支援するパブリック・ハーツ株式会社入社。社会教育プログラムの開発に携わる。NPOを起業するにあたり、社会的企業支援プログラムに参加。ソーシャルビジネストライアル2011年度優秀賞受賞、東海若手起業塾第4期5期。2012年NPO法人人と動物の共生センターを設立。飼育放棄の主な原因となっている問題行動の予防・改善を目的に、犬のしつけ教室ONELife開業。2014年ぎふ動物行動クリニック開業。2017年に獣医行動診療科認定医取得。現在、同クリニックでは、年間150症例以上の新規相談が寄せられ、解決のサポートを行っている。2017年「ペット後見互助会とものわ」を設立し、ペット後見のサポートを開始。動物行動学・動物福祉学の専門家として、各行政検討会等の委員を務め、ペット産業の適正化に取り組んでいる。ペット防災活動にも取り組み、2021年NPO法人全国動物避難所協会設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
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本書のテーマは、「飼い主の入院や死亡により犬猫が飼育放棄されないようにしたい」で…(続く)
本書のテーマは、「飼い主の入院や死亡により犬猫が飼育放棄されないようにしたい」であり、その具体的な方法である「ペット後見」を知ってもらうことにあります。聞き慣れない言葉かもしれませんが、高齢の飼い主の身に何かあった時、どうペットを守るか。その切り札となる対応法こそペット後見です。高齢者や単身者に限らず、すべての飼い主が、自分自身の手で飼えなくなるリスクを抱えています。不測の事態が起きてもペットを守りたい、その気持ちに応えるのがペット後見であり、この本です。
もくじ情報:第1章 高齢者の飼育困難と動物保護の現状(ペットの飼育で得られる高齢者の健康効果;ペットが社会保障費を削減する ほか);第2章 飼えなくなっても責任を果たすペット後見(ペット後見とは?;飼育場所(引き受け手)を決めるには ほか);第3章 ペット後見活用事例(第1号の契約者;5匹の猫と最後まで一緒に ほか);第4章 動物たちのための遺贈寄付(動物のために遺産を役立てたい;遺贈寄付とは? ほか)