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出版社名:九州大学出版会
出版年月:2026年7月
ISBN:978-4-7985-0404-9
182P 21cm
司法とナチズム責任 ドイツにおける法と政治
熊野直樹/著
組合員価格 税込 2,613
(通常価格 税込 2,750円)
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内容紹介・もくじなど
ヴァイマル時代、「司法権の独立」と「非政治」の名のもと、司法はナチ党に一定の理解を示し、ナチス「不法国家」成立後は「安楽死」政策等に加担していった。戦後、そのナチズム責任への対応は東西で分かれた。東ドイツでは司法への政治的介入を許し「司法権の独立」を喪失したために、司法のナチズム責任を徹底的に追及できたが、その厳しさは、基本的人権の蹂躙へと転じうる「両刃の剣」であった。一方、西ドイツでは「司法権の独立」を維持できたがために、司法の非ナチ化や司法犯罪の追及は不十分に終わり、ナチズム責任を問えたのは21世紀になってからであった。ドイツにおける司法と政治の歴史から、「司法権の独立」の意義と課題を考え…(続く
ヴァイマル時代、「司法権の独立」と「非政治」の名のもと、司法はナチ党に一定の理解を示し、ナチス「不法国家」成立後は「安楽死」政策等に加担していった。戦後、そのナチズム責任への対応は東西で分かれた。東ドイツでは司法への政治的介入を許し「司法権の独立」を喪失したために、司法のナチズム責任を徹底的に追及できたが、その厳しさは、基本的人権の蹂躙へと転じうる「両刃の剣」であった。一方、西ドイツでは「司法権の独立」を維持できたがために、司法の非ナチ化や司法犯罪の追及は不十分に終わり、ナチズム責任を問えたのは21世紀になってからであった。ドイツにおける司法と政治の歴史から、「司法権の独立」の意義と課題を考える。
もくじ情報:第1部 戦前期ドイツにおける法と政治(ヴァイマル憲法の影―「ライヒ強制執行」と「憲法の番人」としての大統領;ナチ党の合法性問題とドイツ司法;ヴァイマル共和国末期における国家非常事態計画;ドイツ司法とナチス「不法国家」;安楽死とドイツ司法);第2部 戦後ドイツにおける法と政治(東西ドイツ司法とナチズム責任;東西ドイツにおける「人道に対する罪」の承継;戦後ドイツにおける戦争責任とナチズム責任のゆくえ)
著者プロフィール
熊野 直樹(クマノ ナオキ)
九州大学大学院法学研究院教授(ドイツ現代政治史、独亜関係史)。博士(法学、九州大学)。1965年山口県生まれ。九州大学大学院法学研究科博士後期課程修了。九州大学法学部助手、同助教授、日本学術振興会海外特別研究員、イェーナ大学歴史研究所客員講師等を経て、2005年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
熊野 直樹(クマノ ナオキ)
九州大学大学院法学研究院教授(ドイツ現代政治史、独亜関係史)。博士(法学、九州大学)。1965年山口県生まれ。九州大学大学院法学研究科博士後期課程修了。九州大学法学部助手、同助教授、日本学術振興会海外特別研究員、イェーナ大学歴史研究所客員講師等を経て、2005年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)