保育の場で、ますます重要視される乳幼児のための保育環境づくりが写真で展開。見ていくだけで乳幼児保育の基本がおさえられると共に、そのための環境設定の工夫例、保育者が行うべき援助の仕方がわかる。新しい保育所保育指針の趣旨にそった編集で、いま話題の子育て支援活動の参考事例も盛り込まれている。０・１・２歳児を担当されている保育園の先生方にはもちろん、満３歳児など低年齢児を受け入れる幼稚園の先生方にも参考にしていただきたい。
もくじ情報：第１章　笑顔と笑顔で心豊かに―温かなふれあい（章のポイント―温かなまなざし、やさしい手に包まれて；保育者とのふれあい―先生、大好き！　ほか）；第２章　いっぱい食べて、ぐっすり眠って―基本的生活習慣の獲得（章のポイント―一人ひとりの発達を保障できる場づくり；食事―かみかみごっくん、おいしいね　ほか）；第３章　気持ちのいい部屋―快適な生活空間づくり（章のポイント―明るく、使いやすく、くつろげる生活の場；ここちよい保育室―私のお部屋、すてきでしょ　ほか）；第４章　地域の人たちとともに―子育て支援活動（章のポイント―地域のなかで子育てを支える；地域と園のつながり―園を地域に開放する　ほか）

塩　美佐枝(シオ　ミサエ)
聖徳大学短期大学部助教授