脅威から「マーケット」に変化し、日本経済に大きな影響を与える大国・中国。めざましい変貌を遂げ、日本企業にとって巨大化する中国市場とはいかなるものか、市場別に分析。
もくじ情報：第１章　脅威から救世主へと変わる中国（脅威から救世主へと変わる中国；対中輸出で回復した日本の景気　ほか）；第２章　ハイエンド市場で驀進する日本企業（鋼板の技術力が決めての鉄鋼市場；携帯電話市場における日本企業の戦いと展望）；第３章　ローエンド市場で戦う日本企業（家電市場における日本企業の苦戦；「価格帯別」ビール市場における日本企業の戦略）；第４章　「中国特需」の新たな分野（自動車関連市場の発展；中国人観光客誘致の熾烈な闘い　ほか）

大西　広(オオニシ　ヒロシ)
京都大学大学院経済学研究科教授。京都大学上海センター副センター長。日中友好経済懇話会顧問。統計学と経済理論を研究基盤とし、分析対象を中国経済、韓国経済、北朝鮮経済に広げる。経済理論学会幹事、現代中国学会理事、環日本海学会常任理事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）