必死に隠してきた家庭の秘密。それをバラしたのが、親友だった。愛と憎しみが交錯する中で、崇史は自殺をはかり、しゅうはドラッグに溺れてゆく…。追いつめられた金八先生は…。

清水　有生(シミズ　ユウキ)
１９５４年東京に生まれる。高校卒業後、福祉事務所ケースワーカーを経て１９８７年、「正しい御家族」でＴＢＳ新鋭シナリオ大賞を受賞。脚本家デビューを果たす。主な作品として、ＮＨＫ朝の連続テレビ小説「あぐり」（第６回橋田賞受賞）「すずらん」「あかね空」（平成１４年度芸術祭優秀賞）、「シンシア　介助犬物語」（アジアテレビ賞グランプリ、上海テレビ祭優秀賞）、「無名」（ギャラクシー賞）など多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）