内容紹介：保育者には，専門職としての広く深い学びと経験に裏付けされた子ども理解の力，科学的根拠に基づく保育実践力が求められる。教育保育のさまさざまな方法と技術の基礎を概説するとともに，子どもとの相互作用をキーワードに，具体的な保育の実践事例，さらのその養成方法についても紹介し，保育者の成長を促すヒントを提供。
もくじ情報：第１部　教育保育の方法と技術の基礎―理論基礎編（保育の方法と技術とは何か―保育者の専門性とその向上を図るために；教育課程の基礎）；第２部　実践を想定した教育保育の方法と技術―実践基礎編（好きな遊び場面の援助；園生活における援助；小学校教育を見通した保育過程の構想）；第３部　新しい時代の教育保育の方法と技術―養成教育の試みを中心に（体験・共感・創造性を重視した「教育の方法と技術」―メディアを取り入れた養成教育の試み；教育実習と養成の授業を融合させる工夫）；第４部　これからの教育保育の方法と技術（マルチメディア時代の子どもと保育；保育実践の改革の動向―実践力の向上のために）

北野　幸子(キタノ　サチコ)
１９９８年広島大学大学院教育学研究科博士課程後期幼児学専攻単位修得満期退学（教育学博士）。現在、福岡教育大学教育学部・大学院教育学研究科准教授