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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
新形 信和(ニイガタ ノブカズ)
1940年、熊本市に生まれ、福岡市で育つ。1968年、京都大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、愛知大学国際コミュニケーション学部比較文化学科教授。専門は比較思想、比較文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 新形 信和(ニイガタ ノブカズ)
1940年、熊本市に生まれ、福岡市で育つ。1968年、京都大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、愛知大学国際コミュニケーション学部比較文化学科教授。専門は比較思想、比較文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
日本人の伝統的な“わたし”と西洋的な“わたし”。青年時代、二つの異質な“わたし”に苦しみつつ、真の自己をもとめつづけた志賀直哉。その精神の軌跡を読み解く、比較思想・比較文化論からのアプローチ。
もくじ…(続く)
日本人の伝統的な“わたし”と西洋的な“わたし”。青年時代、二つの異質な“わたし”に苦しみつつ、真の自己をもとめつづけた志賀直哉。その精神の軌跡を読み解く、比較思想・比較文化論からのアプローチ。
もくじ情報:序章 “わたし”について;第1章 “わたし”の解体―『城の崎にて』を読む;第2章 父と子―血縁の父と父なる神とのはざまで;第3章 神経衰弱―『濁った頭』をめぐって;第4章 “わたし”の分裂―苦悩の本質;第5章 “わたし”の消滅―血縁の父と自然との和解;終章 “わたし”のなりたち―父と神と自然と