内容紹介：中国への経済的な結びつきが年々強化されるとともに、中国知財への関心もますます高まり、特に知財をめぐる民事訴訟に対する関心の高まりが顕著です。しかし、知財の訴訟となると日本でも大変であるのに中国ではより大変です。本書は中国の知財訴訟の最新情報を踏まえ分かりやすく説明した解説書です。
もくじ情報：第１章　中国特許の基礎知識；第２章　データで見る中国特許出願及び中国特許訴訟；第３章　中国特許民事訴訟の基礎；第４章　特許権の技術的範囲の確定；第５章　無効宣告請求手続；第６章　特許権行使への取り組み；第７章　特許権行使に対する対抗手段；第８章　行政アプローチ；第９章　特許権の共有；第１０章　中国特許関連機構；第１１章　判例紹介；第１２章　付録

河野　英仁(コウノ　ヒデト)
弁理士。河野特許事務所東京サテライト代表。専門はソフトウェフ特許、中国特許、米国特許。電機・ＩＴ企業の国内外のソフトウェア特許の権利取得・権利行使の他、中国の進出している日本企業の模造品対策、中国特許訴訟支援を主たる業務としている。１９９６年立命館大学理工学部電気電子工学科卒業。１９９８年立命館大学大学院理工学研究科情報システム学博士前期課程修了。２００５年Ｆｒａｎｋｌｉｎ　Ｐｉｅｒｃｅ　Ｌａｗ　Ｃｅｎｔｅｒ（米国Ｎｅｗ　Ｈａｍｐｓｈｉｒｅ州）知的財産権法修士修了（ＭＩＰ：Ｍａｓｔｅｒ　ｏｆ　Ｉｎｔｅｌｌｅｃｔｕａｌ　Ｐｒｏｐｅｒｔｙ）