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出版社名:青土社
出版年月:2014年7月
ISBN:978-4-7917-6802-8
351,8P 20cm
大塚久雄と丸山眞男 動員、主体、戦争責任 新装版
中野敏男/著
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(通常価格 税込 3,080円)
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内容紹介・もくじなど
大塚久雄と丸山眞男は、国民を「自由な主体」として「動員」しようとする志向を、戦中から一貫して保持しつづけた。この「動員の思想」は、現在の「市民ボランティア」運動にも流れ込んでいる―「戦後啓蒙」を担った二人の思想と営為を、戦中の初出雑誌まで遡りながら読み直し、戦後日本思想史の常識を塗りかえる。
もくじ情報:第1章 最高度自発性の生産力―大塚久雄におけるヴェーバー研究の意味(見失われた三つの疑問;神とマモン―自己中心的近代人への批判;戦時動員と生産倫理;戦後生産力としての人間類型;近代批判の二つの道―主体化という問題);第2章 主体性への動員/啓蒙という作為―丸山眞男の政治思想史研究における戦中と…(続く
大塚久雄と丸山眞男は、国民を「自由な主体」として「動員」しようとする志向を、戦中から一貫して保持しつづけた。この「動員の思想」は、現在の「市民ボランティア」運動にも流れ込んでいる―「戦後啓蒙」を担った二人の思想と営為を、戦中の初出雑誌まで遡りながら読み直し、戦後日本思想史の常識を塗りかえる。
もくじ情報:第1章 最高度自発性の生産力―大塚久雄におけるヴェーバー研究の意味(見失われた三つの疑問;神とマモン―自己中心的近代人への批判;戦時動員と生産倫理;戦後生産力としての人間類型;近代批判の二つの道―主体化という問題);第2章 主体性への動員/啓蒙という作為―丸山眞男の政治思想史研究における戦中と戦後(丸山眞男というテクストとコンテクスト;総力戦という危機状況と丸山眞男の出立;「日本政治思想史研究」の作為;徂徠論の転位と戦後啓蒙の問題構成;福沢論の変容と戦後啓蒙の自己背反;「日本」、「大衆」、「主体」への強迫―自己同一的な主体という罠);第3章 ボランティアとアイデンティティ―普遍主義と自発性という誘惑(最高度自発性とボランティアの動員;動員の思想としての普遍主義;「ボランティアという生き方」の意味;強要されるアイデンティティの再政治化―「ボランティア」と「新しい社会運動」;自己同一的な主体を越えて―「日本人としての責任」を考える)