内容紹介：これからますます広がり、必要とされるであろうICT社会におけるコミュニケーション力の育成。タブレット端末を用いた子どものコミュニケーション力の育成や、タブレット端末の活用の仕方を授業例を交えて解説。また、シュミレーション力育成教師の研修パッケージも紹介。これからの21世紀型のコミュニケーションとは。各地域・学校の事例を通して活用方法と研修方法が具体的にイメージできる。
もくじ情報：第１章　２１世紀型コミュニケーション力とタブレット端末の活用；第２章　各地域、学校の事例から（「教師の出」を意識したコミュニケーション力の育成―松戸市立馬橋小学校の事例；児童生徒１人１台タブレット端末環境での協働的な取り組み―松阪市立三雲中学校の事例；コミュニケーション力のすそ野を広げるエキスパート教員の活動―鳥取県岩美町の事例；思考・表現ツールを重視した地域あげてのコミュニケーション力育成―熊本県高森町の事例）；第３章　２１世紀型コミュニケーション力の研修（研修パッケージの開発；２１世紀型コミュニケーション力研修の実際と評価；シンキングツールを活用したコミュニケーション力の育成）

中川　一史(ナカガワ　ヒトシ)
放送大学教授。１９５９年生まれ。専門領域はメディア教育。日本教育メディア学会、日本教育工学会、全日本教育工学研究協議会などに所属。光村図書出版小学校国語教科書編集委員、日本文教出版高等学校情報教科書編集委員。国語と情報教育研究プロジェクト代表、Ｄ‐ｐｒｏｊｅｃｔ（デジタル表現研究会）会長など