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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
小山 慶太(コヤマ ケイタ)
1948年、神奈川県生まれ。早稲田大学理工学部卒業、理学博士。現在、早稲田大学社会科学総合学術院教授。専攻は科学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 小山 慶太(コヤマ ケイタ)
1948年、神奈川県生まれ。早稲田大学理工学部卒業、理学博士。現在、早稲田大学社会科学総合学術院教授。専攻は科学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
漱石の書き残した若い人への手紙は、小説とは違った感慨を読む者に与える。「あせってはいけません」「牛のように図々しく進んでいくのが大事」等々、綴られる励まし、ユーモア、人としての深さは、今を生きる人にとっても、温かなエールとなるであろう。示唆に富む手紙から、文豪・漱石の新たな横顔が見え…(続く)
漱石の書き残した若い人への手紙は、小説とは違った感慨を読む者に与える。「あせってはいけません」「牛のように図々しく進んでいくのが大事」等々、綴られる励まし、ユーモア、人としての深さは、今を生きる人にとっても、温かなエールとなるであろう。示唆に富む手紙から、文豪・漱石の新たな横顔が見えてくる。
もくじ情報:序章 吾輩は手紙好き人間である;1章 孤独と向き合う―顧りみるもの一人も無;2章 人生の決断に迷ったとき―死ぬまで進歩するつもりでやればいい;3章 決めた道で困難に出会ったとき―自分は自分流にするのが義務;4章 戦うよりも許すこと―それが人間の修養;終章 吾輩は自己の天分を尽くすのである