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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
嶋 浩一郎(シマ コウイチロウ)
1968年生まれ。上智大学卒。博報堂ケトル共同CEO。PR視点で企業コミュニケーションを手掛ける。本屋大賞実行委員会理事。東京・下北沢に本屋B&Bを運営 嶋 浩一郎(シマ コウイチロウ)
1968年生まれ。上智大学卒。博報堂ケトル共同CEO。PR視点で企業コミュニケーションを手掛ける。本屋大賞実行委員会理事。東京・下北沢に本屋B&Bを運営 |
インスタ映え、加齢臭、女子力、草食系男子、おひとりさま、イクメン、美魔女、スーパーフード、下流社会、リア充、公園デビュー、ブラック企業、自撮り、終活……。
これら、ある日生まれ、いつの間にか社会に定着したことばを、著者は「社会記号」と呼ぶ。それらは私たちの思考や生活様式を変え、市場にも大きな影響を及ぼしていく。なぜ人は新しいことばを求めるのか。ことばは私たちの言語化できない欲望をどのように言い当てるのか。メディアはそこでどんな役割を担うのか。
消費者行動論の研究者とPR業界のトップランナーが、社会記号の誕生プロセスを検証しながら、その成立条件や社会的要請…(続く)
インスタ映え、加齢臭、女子力、草食系男子、おひとりさま、イクメン、美魔女、スーパーフード、下流社会、リア充、公園デビュー、ブラック企業、自撮り、終活……。
これら、ある日生まれ、いつの間にか社会に定着したことばを、著者は「社会記号」と呼ぶ。それらは私たちの思考や生活様式を変え、市場にも大きな影響を及ぼしていく。なぜ人は新しいことばを求めるのか。ことばは私たちの言語化できない欲望をどのように言い当てるのか。メディアはそこでどんな役割を担うのか。
消費者行動論の研究者とPR業界のトップランナーが、社会記号の誕生プロセスを検証しながら、その成立条件や社会的要請など、多角的に考察。知っているようで知らないことばのダイナミクスを解き明かす。
女子力、加齢臭、草食男子、婚活、美魔女、おひとりさま、イクメン、インスタ映え…。これら、どこからともなく現れて一般化した造語を、著者は「社会記号」と呼ぶ。そして、それは世界の見え方を一変させ、マーケットを支配していくという。では、「ことば」はどのように生まれ、どんなプロセスを経て社会に定着していくのか。なぜ人は新しい「ことば」を求めるのか。本書は、マーケティングのプロと研究者がタッグを組み、それぞれの視点で「社会記号」について考察。人々の潜在的欲望をあぶり出し、世の中を構築し直す「社会記号」のダイナミクスに迫る。
もくじ情報:はじめに 社会記号が世の中を動かす;第1章 ハリトシス・加齢臭・癒し・女子―社会記号の持つ力;第2章 いかに社会記号は発見されるか―ことばと欲望の考察;第3章 ことばが私たちの現実をつくる―社会記号の機能と種類;第4章 メディアが社会記号とブランドを結びつける―PRの現場から;第5章 なぜ人は社会記号を求めるのか―その社会的要請;第6章 対談 誰が社会記号をつくるのか;おわりに 社会記号をクリティカルに捉える消費者になるには?