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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
佐々木 実(ササキ ミノル)
1966年、大阪府生まれ。91年、大阪大学経済学部卒業後、日本経済新聞社に入社。東京本社経済部、名古屋支社に勤務。95年に退社し、フリーランスのジャーナリストとして活動している。2013年に初の著書『市場と権力―「改革」に憑かれた経済学者の肖像』(講談社刊)で、第45回大宅壮一ノンフィクション賞・第12回新潮ドキュメント賞をダブル受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 佐々木 実(ササキ ミノル)
1966年、大阪府生まれ。91年、大阪大学経済学部卒業後、日本経済新聞社に入社。東京本社経済部、名古屋支社に勤務。95年に退社し、フリーランスのジャーナリストとして活動している。2013年に初の著書『市場と権力―「改革」に憑かれた経済学者の肖像』(講談社刊)で、第45回大宅壮一ノンフィクション賞・第12回新潮ドキュメント賞をダブル受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
「資本主義の不安定さを数理経済学で証明する」。今から50年以上も前、優れた論文の数々で、世界を驚かせた日本人経済学者がいた。宇沢弘文―その生涯は「人々が平和に暮らせる世界」の追求に捧げられ、行き過ぎた市場原理主義を乗り越えるための「次」を考え続けた信念の人だった。大宅賞作家が描く「ノーベル経済学賞にもっとも近かった日本人」86年の激動の生涯。
もくじ情報:リベラリズム・ミリタント;朝に道を聞かば夕に死すとも可なり;ケネス・アローからの招待状;輝ける日々;赤狩りの季節;カリフォルニアの異邦人;別れ;シカゴ大学「自由」をめぐる闘争;もうひとつのシカゴ・スク…(続く)
「資本主義の不安定さを数理経済学で証明する」。今から50年以上も前、優れた論文の数々で、世界を驚かせた日本人経済学者がいた。宇沢弘文―その生涯は「人々が平和に暮らせる世界」の追求に捧げられ、行き過ぎた市場原理主義を乗り越えるための「次」を考え続けた信念の人だった。大宅賞作家が描く「ノーベル経済学賞にもっとも近かった日本人」86年の激動の生涯。
もくじ情報:リベラリズム・ミリタント;朝に道を聞かば夕に死すとも可なり;ケネス・アローからの招待状;輝ける日々;赤狩りの季節;カリフォルニアの異邦人;別れ;シカゴ大学「自由」をめぐる闘争;もうひとつのシカゴ・スクール;二度目の戦争;「陰(Shadow)」の経済学へ;“ドレス”と“自動車”;反革命(The Counter‐Revolution);空白の10年;ローマから三里塚まで;未完の思想Liberalism