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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
宇佐美 まこと(ウサミ マコト)
愛媛県生まれ。2006年「るんびにの子供」で第1回『幽』怪談文学賞“短編部門”大賞を受賞し、07年『るんびにの子供』でデビュー。17年、ミステリ小説『愚者の毒』で第70回日本推理作家協会賞“長編及び連作短編集部門”を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 宇佐美 まこと(ウサミ マコト)
愛媛県生まれ。2006年「るんびにの子供」で第1回『幽』怪談文学賞“短編部門”大賞を受賞し、07年『るんびにの子供』でデビュー。17年、ミステリ小説『愚者の毒』で第70回日本推理作家協会賞“長編及び連作短編集部門”を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
近づくのを禁止された池で、4人の園児たちは水から上がってくる少女を茫然と見つめていた。後にその女の子を園でも見かけるようになり…(「るんびにの子供」)。ヒモ生活を追い出され悪事の果て古家に辿り着いた男は老夫婦の孫だと騙り同居し始めるが―(「柘榴の家」)。犬の散歩中に見かけた右手の手袋が日に日に自宅に近づいてきていることに気づいた…(続く)
近づくのを禁止された池で、4人の園児たちは水から上がってくる少女を茫然と見つめていた。後にその女の子を園でも見かけるようになり…(「るんびにの子供」)。ヒモ生活を追い出され悪事の果て古家に辿り着いた男は老夫婦の孫だと騙り同居し始めるが―(「柘榴の家」)。犬の散歩中に見かけた右手の手袋が日に日に自宅に近づいてきていることに気づいた姉は―(「手袋」)。第1回『幽』怪談文学賞短編部門大賞受賞作を含む珠玉の怪談集。