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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
川嶋 朗(カワシマ アキラ)
1957年東京都生まれ。東京有明医療大学保健医療学部鍼灸学科教授、医学博士。北海道大学医学部卒業後、東京女子医科大学入局。ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院、東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニック所長などを経て2014年から現職。日本予防医学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 川嶋 朗(カワシマ アキラ)
1957年東京都生まれ。東京有明医療大学保健医療学部鍼灸学科教授、医学博士。北海道大学医学部卒業後、東京女子医科大学入局。ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院、東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニック所長などを経て2014年から現職。日本予防医学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
寿命と健康寿命を単に延ばそうとするのは、ゴールを先送りにすることと同じです。ただそれだけを考えて、自分の死に方についてまったく考えないのは、ゴールから目を背けるようなものです。ゴールを無視したまま、自分の人生を満足に走り続けることができるでしょうか。
自分の死について考えておくことは、著者が提唱する「クオリティ・オブ・デス(QOD=死の質)」すなわち、「本人が理想とする生き方をし、残された家族に後悔の念を与えない亡くなり方をすること」に欠かせないことなのです。
・人生の期限をあらかじめ決めておく
・人生のTo Doリストをつくる
・エンディングノートをつく…(続く)
寿命と健康寿命を単に延ばそうとするのは、ゴールを先送りにすることと同じです。ただそれだけを考えて、自分の死に方についてまったく考えないのは、ゴールから目を背けるようなものです。ゴールを無視したまま、自分の人生を満足に走り続けることができるでしょうか。
自分の死について考えておくことは、著者が提唱する「クオリティ・オブ・デス(QOD=死の質)」すなわち、「本人が理想とする生き方をし、残された家族に後悔の念を与えない亡くなり方をすること」に欠かせないことなのです。
・人生の期限をあらかじめ決めておく
・人生のTo Doリストをつくる
・エンディングノートをつくる
・人生の断捨離を日ごろから心がける
・家族で死について話し合う「人生会議」を開く
・延命治療の「事前指示書」「リビング・ウィル」を書いておく
・最期のときを迎える場所を決めておく etc.
などの具体的なアドバイスも満載の一冊。
あなたも悔いを残さない人生について考え始めませんか?
【著者略歴】
■ 川嶋 朗 /カワシマ アキラ
1957年東京都生まれ。東京有明医療大学保健医療学部鍼灸学科教授、医学博士。
北海道大学医学部卒業後、東京女子医科大学入局。ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院、東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニック所長などを経て2014年から現職。日本予防医学会理事。西洋医学、東洋医学、補完・代替医療などの垣根を越えた「統合医療」の視点から、QOL(人生の質)を尊重し、さらにはQOD(死の質)をも見据えた、患者目線での診療姿勢で知られる。『医者が教える 人が死ぬときに後悔する34のリスト』(アスコム)、『人生最期の日に笑顔でいるために今日できること』(イースト・プレス)、『「がん」も「うつ」も体温が低い』(河出書房新社)など著書多数。
QOD(クオリティ・オブ・デス)とは、「本人が理想とする生き方をし、残された家族に後悔の念を与えない亡くなり方をすること」。悔いを残さない人生について考える。
もくじ情報:序章 死に方を決めるのは、生き方を決めること(新型コロナウイルスが教える「予防」の重要性;平均寿命と健康寿命を延ばした先にある「死」というゴール ほか);第1章 ゴール=死を決めよう(死を怖れるのは、誰も経験したことがないから;最期の瞬間、わたしたちは何を見るのか ほか);第2章 自分の身体=健康と向き合おう(自分の身体は自分で管理する;病気の原因を自ら考える ほか);第3章 延命治療をどうするか決めよう(延命治療の方針を決めておけば、自分と家族の精神的な負担が減る;積極的安楽死と消極的安楽死(尊厳死) ほか);第4章 死に方を決めよう(最期を迎えたい場所は自宅、それとも病院?;自宅で最期を迎える方法 ほか)