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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
森 晶麿(モリ アキマロ)
1979年、静岡県浜松市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。日本大学大学院芸術学研究科博士前期課程修了。『黒猫の遊歩あるいは美学講義』(早川書房刊)で第1回アガサ・クリスティー賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 森 晶麿(モリ アキマロ)
1979年、静岡県浜松市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。日本大学大学院芸術学研究科博士前期課程修了。『黒猫の遊歩あるいは美学講義』(早川書房刊)で第1回アガサ・クリスティー賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
時は2028年。第三次世界大戦により滅亡の危機に瀕した日本人。その数少ない生き残りの少年・ヒカルはある日避難先のノルウェー・ヴェストヴォーゴイで、一冊の画集を手にする。その中にあったKという画家による“塔と女三部作”では、日本のカタストロフがすでに2000年前後から予言されていた。一方、2015年の東京で、「黒淵教授」シリーズ最新作の担当になった新米編集者の未歩は、作者のスランプ…(続く)
時は2028年。第三次世界大戦により滅亡の危機に瀕した日本人。その数少ない生き残りの少年・ヒカルはある日避難先のノルウェー・ヴェストヴォーゴイで、一冊の画集を手にする。その中にあったKという画家による“塔と女三部作”では、日本のカタストロフがすでに2000年前後から予言されていた。一方、2015年の東京で、「黒淵教授」シリーズ最新作の担当になった新米編集者の未歩は、作者のスランプが過去の三角関係にあると知り、二日酔いで夢現のまま、その友人画家・Kの自宅へ向かう。だが、そこで待っていたのはKの首なし死体だった―!過去と未来、現実と創作世界が錯綜する先に待ち受ける結末とは?