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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
ホルスト,ヨルン・リーエル(ホルスト,ヨルンリーエル)
1970年、ノルウェー・テレマルク生まれ。ノルウェー警察元上級調査官。「Nokkelvitnet」で2004年にデビュー。2012年に発表したヴィスティング・シリーズ8作目「Jakthundene(邦題『猟犬』)」で、「ガラスの鍵」賞など三冠を受賞した ホルスト,ヨルン・リーエル(ホルスト,ヨルンリーエル)
1970年、ノルウェー・テレマルク生まれ。ノルウェー警察元上級調査官。「Nokkelvitnet」で2004年にデビュー。2012年に発表したヴィスティング・シリーズ8作目「Jakthundene(邦題『猟犬』)」で、「ガラスの鍵」賞など三冠を受賞した |
閣僚を歴任してきた大物政治家バーナール・クラウセンが心臓発作で急逝した。直後、ラルヴィク警察の主任警部ヴィスティングは検事総長に呼び出される。クラウセンの臨終に立ち会った労働党幹事長が、機密文書の有無を確認するため故人の別荘を訪ねた際、大金のつまった段ボール箱が積まれているのを発見したのだという。クラウセンは外務大臣を四年務め、議会の防衛委員会の重鎮でもあった。見つかったのは巨額の外国…(続く)
閣僚を歴任してきた大物政治家バーナール・クラウセンが心臓発作で急逝した。直後、ラルヴィク警察の主任警部ヴィスティングは検事総長に呼び出される。クラウセンの臨終に立ち会った労働党幹事長が、機密文書の有無を確認するため故人の別荘を訪ねた際、大金のつまった段ボール箱が積まれているのを発見したのだという。クラウセンは外務大臣を四年務め、議会の防衛委員会の重鎮でもあった。見つかったのは巨額の外国紙幣であり、汚職につながる可能性があった。ヴィスティングは捜査チームに切れ者の鑑識員エスペン・モルテンセンを加え、極秘で捜査を始めた。