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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
東郷 隆(トウゴウ リュウ)
作家、時代小説家。1951年、横浜市生まれ。國學院大学卒。同大博物館研究員、編集者を経て、作家に。94年『大砲松』により吉川英治文学賞新人賞、2004年『狙うて候 銃豪村田経芳の生涯』で新田次郎文学賞、2012年『本朝甲冑奇談』で舟橋聖一文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 東郷 隆(トウゴウ リュウ)
作家、時代小説家。1951年、横浜市生まれ。國學院大学卒。同大博物館研究員、編集者を経て、作家に。94年『大砲松』により吉川英治文学賞新人賞、2004年『狙うて候 銃豪村田経芳の生涯』で新田次郎文学賞、2012年『本朝甲冑奇談』で舟橋聖一文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
病除けの妖怪「アマビエ」が、新型コロナ禍の中、SNSを中心に人気を博している。この「アマビエ」とは何者なのか?本書では、アマビエをはじめとした災厄を知らせる予言獣や見るだけで幸福をもたらすとされる瑞獣など、幻の生物たち(妖怪)を紹介。また、流行病や災害と日本人がどのように向き合ってきたのか、その際に妖怪たちとどのような関係を結んで来たのかを、江戸から明治の瓦版・錦絵などに描かれた絵とともに考察する。
もくじ情報:第1章 アマビエはどこから来たのか(疫病と俗信;アマビエの出現 ほか);第2章 予言する不思議な動物たち(よって“件”の如し;アマビコから件へ ほか);第3章 幸せを呼び寄せる幻獣たち(瑞獣が現れる時;麒麟―めでたいものの代表格 ほか);第4章 病にかかわる不思議な生物たち(アメリカ狐とコレラ;管狐という幻獣 ほか);第5章 異星人か?人智を超えた不思議なものたち(封―不老不死を約束する霊肉;封はどこからやって来た? ほか)