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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
矢野 和男(ヤノ カズオ)
株式会社日立製作所フェロー。株式会社ハピネスプラネット代表取締役CEO。1959年山形県酒田市生まれ。1984年早稲田大学物理修士卒。日立製作所入社。91年から92年まで、アリゾナ州立大にてナノデバイスに関する共同研究に従事。1993年単一電子メモリの室温動作に世界で初めて成功し、ナノデバイスの室温動作に道を拓く。2004年から先行してウエアラブル技術とビッグデータ解析を研究。論文被引用件数は4500件、特許出願350件を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 矢野 和男(ヤノ カズオ)
株式会社日立製作所フェロー。株式会社ハピネスプラネット代表取締役CEO。1959年山形県酒田市生まれ。1984年早稲田大学物理修士卒。日立製作所入社。91年から92年まで、アリゾナ州立大にてナノデバイスに関する共同研究に従事。1993年単一電子メモリの室温動作に世界で初めて成功し、ナノデバイスの室温動作に道を拓く。2004年から先行してウエアラブル技術とビッグデータ解析を研究。論文被引用件数は4500件、特許出願350件を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
世界は、以前にも増して移ろいやすく、予測不能になった。企業は「いかに変化に適応するか」という競争にさらされている。したがって、これからの時代の従業員は、未知の変化に対応するため、実験と学習を繰り返しつつ仕事のやり方を変えるという、非常に面倒なことに挑み…(続く)
世界は、以前にも増して移ろいやすく、予測不能になった。企業は「いかに変化に適応するか」という競争にさらされている。したがって、これからの時代の従業員は、未知の変化に対応するため、実験と学習を繰り返しつつ仕事のやり方を変えるという、非常に面倒なことに挑み続ける必要がある。その「面倒なこと」こそが、いまや最も生産性の高い重要な仕事だからだ。これを続けるには、従業員は幸せでなければならない。実際に、幸せな人は「面倒だが重要な仕事」に積極的であり、幸せな人が多い企業は生産性が高く、1株あたり利益も高いことが示されている。今後のマネジメントに重要となるのは、孤立やパワハラなどの「組織の病」を予防するために適切な介入・施策を行い、組織を幸せな状態に保つことだ。そのための技術も整いはじめている。いまや、著者らが開発した技術により、スマホのアプリで人々の幸せが測定可能となった。また、数多くの日本企業が参加する実証実験によって、組織を幸せに導く技術も確立されようとしているのである―。『データの見えざる手』でビジネス界に衝撃を与えた著者が、最新研究をもとに、個人や組織が「予測不能な変化」といかに向き合うべきかを論ずる、瞠目の書。
もくじ情報:第1章 予測不能な変化に立ち向かう;第2章 新たな幸せの姿;第3章 幸せは天下のまわりもの;第4章 幸せとはスキルである;第5章 変化に向き合うマネジメント;第6章 変化にデータで向き合う;第7章 格差の本質;第8章 予測不能な人生を生きる