|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
佐々木 閑(ササキ シズカ)
1956年、福井県生まれ。京都大学工学部工業化学科および文学部哲学科仏教学専攻卒業。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。現在、花園大学文学部仏教学科教授。文学博士。専門は仏教哲学、古代インド仏教学、仏教史。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 佐々木 閑(ササキ シズカ)
1956年、福井県生まれ。京都大学工学部工業化学科および文学部哲学科仏教学専攻卒業。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。現在、花園大学文学部仏教学科教授。文学博士。専門は仏教哲学、古代インド仏教学、仏教史。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
アビダルマ仏教が示す、超越者の存在や奇跡などの超常的現象を考慮しない、原因と結果の関係で展開する機械的宇宙。その物質、精神、エネルギー、時間、因果則など…(続く)
アビダルマ仏教が示す、超越者の存在や奇跡などの超常的現象を考慮しない、原因と結果の関係で展開する機械的宇宙。その物質、精神、エネルギー、時間、因果則などの概念はいかなるものか。現代科学に通じるようで全く異なる世界観を提示し、仏教と科学の類似と相違を探った心躍る知的冒険の書。
もくじ情報:序章 『倶舎論』への誘い;第1章 仏教の物質論―法と極微;第2章 仏教がとらえる内的世界―心・心所;第3章 仏教の時間論―諸行無常と業;第4章 仏教のエネルギー概念―心不相応行法;第5章 総合的に見た因果の法則―六因と五果;終章 分類によって変わる世界の見方―五蘊、十二処、十八界;附論 仏教における精神と物質をめぐる誤解―山部能宜氏に対して