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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
中島 岳志(ナカジマ タケシ)
政治学者。1975年大阪府生まれ。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授、未来の人類研究センター教授を兼任。専門は南アジア地域研究、近代日本政治思想。大阪外国語大学卒業。京都大学大学院博士課程修了。2005年『中村屋のボース インド独立運動と近代日本のアジア主義』にて第5回大佛次郎論壇賞、第17回アジア・太平洋賞を受賞。幅広い評論活動を行っている 中島 岳志(ナカジマ タケシ)
政治学者。1975年大阪府生まれ。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授、未来の人類研究センター教授を兼任。専門は南アジア地域研究、近代日本政治思想。大阪外国語大学卒業。京都大学大学院博士課程修了。2005年『中村屋のボース インド独立運動と近代日本のアジア主義』にて第5回大佛次郎論壇賞、第17回アジア・太平洋賞を受賞。幅広い評論活動を行っている |
誰もが「いのち」の危機にある。すべての「いのち」を生かすために、私たちは何をすべきか。政治学者と批評家は、コロナ感染が広がった春に対話を始めた。
もくじ情報:序章 二〇二〇年春、危機の時代を迎えて;1 聖武天皇は疫病と天災にどう向き合ったのか;2 空海の世界観が教える「参与する」ことの大切さ;3 隣人と分かち合う。ともに飢え、ともに祈る。ガンディーの姿が伝えたこと;4 教皇フランシスコは宗教の壁を超え、声を上げられない人々の「器」になる;5 大平正芳の思想にみる今の政治が失ったものとは?;終章 二〇二一年秋、「コトバ」を失った時代に