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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
ロヴェッリ,カルロ(ロヴェッリ,カルロ)
1956年、北イタリアの古都ヴェローナ生まれ。ボローニャ大学の物理学科を卒業後、パドヴァ大学で博士号を取得し、アメリカの物理学者テッド・ニューマンの招きに応じて、ピッツバーグ大学で10年におよぶ研究生活を送る。アメリカで最も重要な科学哲学の研究所を擁する同大学で、アドルフ・グリュンバウムやジョン・イアーマンなどの著名な哲学者と親交をもつ。2000年から現在までは、南仏のエクス=マルセイユ大学で理論物理学の研究に取り組んでいる。専門とする「ループ量子重力理論」は、20世紀の物理学が成し遂げた2つの偉大な達成、一般相対性理論と量子力学の統合を目的とした理論…( ) ロヴェッリ,カルロ(ロヴェッリ,カルロ)
1956年、北イタリアの古都ヴェローナ生まれ。ボローニャ大学の物理学科を卒業後、パドヴァ大学で博士号を取得し、アメリカの物理学者テッド・ニューマンの招きに応じて、ピッツバーグ大学で10年におよぶ研究生活を送る。アメリカで最も重要な科学哲学の研究所を擁する同大学で、アドルフ・グリュンバウムやジョン・イアーマンなどの著名な哲学者と親交をもつ。2000年から現在までは、南仏のエクス=マルセイユ大学で理論物理学の研究に取り組んでいる。専門とする「ループ量子重力理論」は、20世紀の物理学が成し遂げた2つの偉大な達成、一般相対性理論と量子力学の統合を目的とした理論である。2014年、「七つの短い物理学講義」(『すごい物理学入門』河出書房新社)という小さな本がイタリアの内外でベストセラーとなり、一躍「時の人」となる。その後、『すごい物理学講義』(河出書房新社)で「メルク・セローノ文学賞」「ガリレオ文学賞」を受賞。いまや、理論物理学の最前線で活躍する研究者であるだけでなく、最も期待されるサイエンスライターのひとりでもある |
大地=地球が虚空に浮かんでいることを世界で初めて見抜いた古代ギリシアの科学者!なぜこの2600年前の哲人がすごいのか。世界の見方を刷新し変革する科学について、最も大事な視点を説く驚嘆の書!
もくじ情報:紀元前六世紀 知の天文学;アナクシマンドロスの功績;大気現象;虚無のなかで宙づりのまま空間を浮遊する大地;目に見えない実体と自然法則;反抗が力となる;文字、民主制、文化の混淆;科学とは何か?アインシュタインとハイ…(続く)
大地=地球が虚空に浮かんでいることを世界で初めて見抜いた古代ギリシアの科学者!なぜこの2600年前の哲人がすごいのか。世界の見方を刷新し変革する科学について、最も大事な視点を説く驚嘆の書!
もくじ情報:紀元前六世紀 知の天文学;アナクシマンドロスの功績;大気現象;虚無のなかで宙づりのまま空間を浮遊する大地;目に見えない実体と自然法則;反抗が力となる;文字、民主制、文化の混淆;科学とは何か?アインシュタインとハイゼンベルク後の世界でアナクシマンドロスを考える;文化的相対主義と「絶対」的な思想のあいだ;神を抜きにして世界を理解できるか?;前-科学的な思考;結論-アナクシマンドロスの遺産