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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
ロヴェッリ,カルロ(ロヴェッリ,カルロ)
理論物理学者。1956年、イタリアのヴェローナ生まれ。ボローニャ大学卒業後、パドヴァ大学大学院で博士号取得。イタリアやアメリカの大学勤務を経て、現在はフランスのエクス=マルセイユ大学の理論物理学研究室で、量子重力理論の研究チームを率いる。「ループ量子重力理論」の提唱者の一人。『すごい物理学講義』(河出書房新社)で「メルク・セローノ文学賞」「ガリレオ文学賞」を受賞。『すごい物理学入門』(同)は世界で150万部超を売り上げ、『時間は存在しない』(NHK出版)はタイム誌の「ベスト10ノンフィクション(2018年)」に選出、『世界は「関係」でできている』(同)…( ) ロヴェッリ,カルロ(ロヴェッリ,カルロ)
理論物理学者。1956年、イタリアのヴェローナ生まれ。ボローニャ大学卒業後、パドヴァ大学大学院で博士号取得。イタリアやアメリカの大学勤務を経て、現在はフランスのエクス=マルセイユ大学の理論物理学研究室で、量子重力理論の研究チームを率いる。「ループ量子重力理論」の提唱者の一人。『すごい物理学講義』(河出書房新社)で「メルク・セローノ文学賞」「ガリレオ文学賞」を受賞。『すごい物理学入門』(同)は世界で150万部超を売り上げ、『時間は存在しない』(NHK出版)はタイム誌の「ベスト10ノンフィクション(2018年)」に選出、『世界は「関係」でできている』(同)は世界23か国で刊行決定など著作はいずれも好評を博す。本書はイタリアで10万部以上を売り上げ、世界27か国で刊行予定の話題作 |
さあ、ホワイトホールに向けて旅立とう―ブラックホールの地平線の縁まで行って、なかに入り、奥底まで降りていく。そこでは時間と空間が溶けている。そしてそこから未来に向かって出て行く。ループ量子重力理論の第一人者による集大成。
も…(続く)
さあ、ホワイトホールに向けて旅立とう―ブラックホールの地平線の縁まで行って、なかに入り、奥底まで降りていく。そこでは時間と空間が溶けている。そしてそこから未来に向かって出て行く。ループ量子重力理論の第一人者による集大成。
もくじ情報:第一部 黒い穴(ブラックホールとは何か;地平線で時は止まるのか;不穏なる時間の相対性;内側に行って、見る;量子効果と特異点;ブラックホールの奥底を見る);第二部 白い穴(ホワイトホールとは何か;空間そのものを構成する基本粒子;ブラックホール内部での飛躍;計算は今も進行中;ホワイトホールの外部で起きること);第三部 過去と未来(科学者たちの論争;ホワイトホールの地平線;過去と未来は何ゆえ異なるのか;わたしたちは未来を思い出すことができない;わたしたちは過去を選べない;天空を漂うホワイトホール)