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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
中路 啓太(ナカジ ケイタ)
1968年、東京都生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程を単位取得の上、退学。2006年、『火ノ児の剣』で第1回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞し、作家デビュー。2015年、『もののふ莫迦』が「本屋が選ぶ時代小説大賞」に選ばれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 中路 啓太(ナカジ ケイタ)
1968年、東京都生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程を単位取得の上、退学。2006年、『火ノ児の剣』で第1回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞し、作家デビュー。2015年、『もののふ莫迦』が「本屋が選ぶ時代小説大賞」に選ばれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
純朴な陸軍中佐・相沢三…(続く)
純朴な陸軍中佐・相沢三郎が統制派の首魁・永田鉄山に凶刃を振るう場面で始まる「感激居士」。二・二六事件の裏のドラマを描く「総理の弔い」「澄みきった瞳」。ある共産党員の魂の遍歴を辿る「転向者の昭和二十年」、そして実質的表題作ともいえるラストの「地下鉄の切符」。抑制された筆に目頭が熱くなる連作短篇。