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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
村田 喜代子(ムラタ キヨコ)
1945年、福岡県北九州市生まれ。77年『水中の声』で九州芸術祭文学賞を受賞、87年『鍋の中』で第97回芥川賞を受賞。90年『白い山』で女流文学賞、92年『白い山』で平林たい子賞、97年『蟹女』で紫式部文学賞、98年『望潮』で川端康成文学賞、99年『龍秘御天歌』で芸術選奨文部大臣賞、2010年『故郷のわが家』で野間文学賞、14年『ゆうじょこう』で読売文学賞、19年『飛族』で谷崎潤一郎賞、21年『姉の島』で第49回泉鏡花賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 村田 喜代子(ムラタ キヨコ)
1945年、福岡県北九州市生まれ。77年『水中の声』で九州芸術祭文学賞を受賞、87年『鍋の中』で第97回芥川賞を受賞。90年『白い山』で女流文学賞、92年『白い山』で平林たい子賞、97年『蟹女』で紫式部文学賞、98年『望潮』で川端康成文学賞、99年『龍秘御天歌』で芸術選奨文部大臣賞、2010年『故郷のわが家』で野間文学賞、14年『ゆうじょこう』で読売文学賞、19年『飛族』で谷崎潤一郎賞、21年『姉の島』で第49回泉鏡花賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
音のない砂漠で途方もなく長い年月を立ち続けるサバンナ・アカシヤ(「孤独のレッスン」)。リラの木の娘たちが飛び立つ旅支度を整える種の姉(「リラの娘」)。樹は沈黙している。しゃべらない。動かない。そうして、地球上のどんな生物より長生きだ。そんなに生きて、樹は何を考えているのだろう。著者が出会った木たちにまつわる短編18編を収録。