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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
井上 文則(イノウエ フミノリ)
1973年、京都府生まれ。2002年、京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。筑波大学准教授などを経て、現在、早稲田大学文学学術院教授。専攻、古代ローマ史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 井上 文則(イノウエ フミノリ)
1973年、京都府生まれ。2002年、京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。筑波大学准教授などを経て、現在、早稲田大学文学学術院教授。専攻、古代ローマ史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
古代世界において繁栄を極めたローマは、一方では、対外戦争や内乱を繰り返す戦闘姿勢の国家であり、兵士が皇帝位をも左右する軍事体制の国家であった。建国から西ローマ帝国滅亡まで、軍隊と政治・社会との関わりを多角的に追跡、兵士の生涯にも光をあてて新たなローマ史を描き、その盛衰をユーラシア史…(続く)
古代世界において繁栄を極めたローマは、一方では、対外戦争や内乱を繰り返す戦闘姿勢の国家であり、兵士が皇帝位をも左右する軍事体制の国家であった。建国から西ローマ帝国滅亡まで、軍隊と政治・社会との関わりを多角的に追跡、兵士の生涯にも光をあてて新たなローマ史を描き、その盛衰をユーラシア史のなかに位置づける。
もくじ情報:序章 凱旋門とサトクリフとイエス―ローマ帝国と軍隊;第1章 市民軍から職業軍人の常備軍へ―ローマ帝国軍の形成;第2章 「ローマの平和」を支える―前期ローマ帝国の軍隊;第3章 軍制改革と権力闘争の狭間―変容するローマ軍;第4章 イメージと実態のギャップ―後期ローマ帝国の軍隊;第5章 異民族化の果て―崩壊する西ローマ帝国の軍隊;終章 ローマ軍再論―ユーラシア史のなかで