内容紹介：ここ数年の日本は、物価上昇をはじめとするさまざまな社会状況の変化もあり、家族、会社、友人などの人間関係がギスギスしがちという人が少なくないと思います。そんな状況でも生き抜かなければならない、でもやっぱりちょっとしんどいと感じている私たちには、心理学や精神医学ではなく、ドイツの哲学者・カントが遺した言葉が効くかもしれません！本書は哲学の本場・ドイツで研究を行っている著者が膨大な数のカントの名言を厳選。哲学は難しそうと感じる方にもわかりやすく解説します。カントからヒントをもらって、心穏やかな日々を手に入れましょう！！
職場、家庭、友人関係に加えてネットでも他人に振り回されやすい現代。すべてが嫌になったらどうすれば…心理学？精神医学？いえいえ哲学が効きます。どんな環境にも負けない鋼のメンタルが手に入るカントの名言を厳選。
もくじ情報：序章　心要最低限の知識を押さえる（幸福の不確実性；倫理性の確実性　ほか）；第１章　友人関係（親切について；友情について　ほか）；第２章　親子関係（自分の子供は自分の所有物ではない；競争の意味　ほか）；第３章　仕事の人間関係（相手の欠点が目に入った場合；人を評価する基準　ほか）；第４章　一般的な人間関係（多様な人間と接すること；卑屈にならないよう　ほか）

秋元　康隆(アキモト　ヤスタカ)
１９７８年生まれ。トリア大学教授であり、カント協会会長である、ベルント・デルフリンガー教授のもとでカント倫理学をテーマに博士号取得。そのままドイツに残り、トリア大学付属カント研究所に所属し、不定期でカント倫理学のゼミを担当（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）