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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
椎名 誠(シイナ マコト)
1944年6月東京都生まれ。東京写真大学中退。世界の辺境地区への旅をライフワークにしている。79年、エッセイ『さらば国分寺書店のオババ』でデビュー。89年『犬の系譜』で第10回吉川英治文学新人賞、90年『アド・バード』で第11回日本SF大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 椎名 誠(シイナ マコト)
1944年6月東京都生まれ。東京写真大学中退。世界の辺境地区への旅をライフワークにしている。79年、エッセイ『さらば国分寺書店のオババ』でデビュー。89年『犬の系譜』で第10回吉川英治文学新人賞、90年『アド・バード』で第11回日本SF大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
お骨でできた仏像、人とのつながりの希薄さが生む孤立死の問題、ハイテクを組み合わせた最新葬祭業界の実情―。「死とその周辺」がテーマの取材は、かつて経験した九死に一生の出来事、異国で出合った変わった葬送、鬼籍に入った友人たちの思い出などと重なり、やがて真剣に「自分の仕舞い方」と向き合うことになる。シーナが見出した新たな命の風景とは?“エンディングノート”をめぐる旅17。
もくじ情報:「死」を知る生物;念願のお骨佛をおがみに;家のいのち;遺骸と地獄好き;四万十川での死;孤立死はいやだ;身のまわりの「死」のことなど;多死社会を迎えうつ葬祭業界;遺言状と死にそうになった話;葬列の記憶;鳥葬へのあこがれ;東京のイスラム教モスクに行く;墓のない国;ハイテク納骨堂の周辺;骨を喰らう。骨を撒く;遺言未満