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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
山折 哲雄(ヤマオリ テツオ)
1931年生まれ。東北大学文学部卒業、同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。宗教学者。国立歴史民俗博物館教授、京都造形芸術大学大学院長、国際日本文化研究センター所長などを歴任。2002年『愛欲の精神史』で和辻哲郎賞、10年南方熊楠賞受賞。20年京都市文化功労者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 山折 哲雄(ヤマオリ テツオ)
1931年生まれ。東北大学文学部卒業、同大学院文学研究科博士課程単位取得退学。宗教学者。国立歴史民俗博物館教授、京都造形芸術大学大学院長、国際日本文化研究センター所長などを歴任。2002年『愛欲の精神史』で和辻哲郎賞、10年南方熊楠賞受賞。20年京都市文化功労者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
世の中に永遠なるものは一つもない。形あるものは壊れる。人は生きて死ぬ。―三つの「無常」に要約されるブッダの教え。頭では理解できても、凡人のわれわれは、具体的にどうすればいいのか。「生老病死」のプロセスを身軽に生きていくために、坐る、歩く、そして断食往生まで、九二歳の著者が語る「体験的・ブッダ理…(続く)
世の中に永遠なるものは一つもない。形あるものは壊れる。人は生きて死ぬ。―三つの「無常」に要約されるブッダの教え。頭では理解できても、凡人のわれわれは、具体的にどうすればいいのか。「生老病死」のプロセスを身軽に生きていくために、坐る、歩く、そして断食往生まで、九二歳の著者が語る「体験的・ブッダ理解」の書。
もくじ情報:1章 ブッダの教えを体感する(二九歳で「家出」をした後、四二〇キロを歩いたブッダ;この世に起こる一切のことの本質とは何か ほか);2章 林住期で身軽になる(釈迦は「四住期」を意識して生きた知識人;「悟る以前の釈迦」と「悟った釈迦」の二分法では見えてこないもの ほか);3章 病を得て成熟する(還暦―現代社会の疲れと迷いの象徴;七〇歳を過ぎてから、心身の力を維持する三原則 ほか);4章 ブッダの死と断食往生(死を悟った釈迦が目指した地;「私は三カ月後にニルヴァーナに入るだろう」 ほか)