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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
戸谷 洋志(トヤ ヒロシ)
1988年、東京都生まれ。関西外国語大学准教授。専門は哲学・倫理学。法政大学文学部哲学科卒業、大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 戸谷 洋志(トヤ ヒロシ)
1988年、東京都生まれ。関西外国語大学准教授。専門は哲学・倫理学。法政大学文学部哲学科卒業、大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
もっと裕福な家庭に、魅力的な容姿に生まれたかった、いっそのこと生まれてこないほうがよかった…近年、若者の間で瞬く間に広がった「親ガチャ」という言葉。人は生まれてくる時代も場所も、家庭環境も選ぶことはでき…(続く)
もっと裕福な家庭に、魅力的な容姿に生まれたかった、いっそのこと生まれてこないほうがよかった…近年、若者の間で瞬く間に広がった「親ガチャ」という言葉。人は生まれてくる時代も場所も、家庭環境も選ぶことはできない。そうした出生の偶然性に始まる人生を、私たちはどう引き受けるのか。運命論と自己責任論とが交錯するなか、人気漫画からハイデガーやアーレントまで、社会と哲学の両面から読み解く。
もくじ情報:序章 運VS努力―人生を決めるのはどちらなのか;第1章 「親ガチャ」とは何か;第2章 「無敵の人」の自暴自棄;第3章 反出生主義の衝撃;第4章 ゲノム編集で幸せになれるか;第5章 自分の人生を引き受ける―決定論と責任;第6章 親ガチャを越えて;終章 自己肯定感―私が私であるという感覚