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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
高瀬 乃一(タカセ ノイチ)
1973年愛知県生まれ。名古屋女子大学短期大学部卒。2020年中編作品「をりをり よみ耽り」で第100回オール讀物新人賞を受賞。2022年同作を改題加筆した『貸本屋おせん』で単行本デビュー。本作は、第12回日本歴史時代作家協会賞新人賞を受賞。そのほか第13回本屋が選ぶ時代小説大賞候補にも選出される。ダイナミックな筆致でこれからが期待される時代作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 高瀬 乃一(タカセ ノイチ)
1973年愛知県生まれ。名古屋女子大学短期大学部卒。2020年中編作品「をりをり よみ耽り」で第100回オール讀物新人賞を受賞。2022年同作を改題加筆した『貸本屋おせん』で単行本デビュー。本作は、第12回日本歴史時代作家協会賞新人賞を受賞。そのほか第13回本屋が選ぶ時代小説大賞候補にも選出される。ダイナミックな筆致でこれからが期待される時代作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
修験者の扮装をして国々を放浪する謎の十三童子。役者と見まごうこの色男は、錫杖を鳴らし銀の煙管をふかしながら、欲に塗れた人間たちをこう誘う。―願いを叶えたいなら、この鐘を撞け。ただし、撞いた者は来世で底なしの無間地獄に堕ち、子も今生で地獄…(続く)
修験者の扮装をして国々を放浪する謎の十三童子。役者と見まごうこの色男は、錫杖を鳴らし銀の煙管をふかしながら、欲に塗れた人間たちをこう誘う。―願いを叶えたいなら、この鐘を撞け。ただし、撞いた者は来世で底なしの無間地獄に堕ち、子も今生で地獄に堕ちる。撞くか撞かぬかは本人次第。さあ、あなたなら…?