内容紹介：薬物による中毒死と思われた若い女の事件を調査するうちに、製薬会社、暴力団、そして金塊の存在が明らかに。警察の内部にも共謀者が……。警視庁捜査一課に配属されたばかりの兎束刑事が、二課のベテランの秋山とタッグを組んで、“悪の利権”に挑む！
薬物の過剰摂取でショック死した若い女。事件の背後に、海外マフィアが開発を阻止しようとする抗麻薬ワクチンと十億円相当の金塊が潜んでいることが明らかに。そして、カギを握る研究者の女も何者かに拉致され…。警視庁捜査一課の新任巡査部長・兎束晋作が、スタンフォード大卒の毛利恵美、二課のベテラン・秋山康弘とともに、丁々発止で難事件に挑む！

梶永　正史(カジナガ　マサシ)
１９６９年、山口県生まれ。２０１４年、『警視庁捜査二課・郷間彩香　特命指揮官』（宝島社文庫）で第１２回「このミステリーがすごい！」大賞を受賞しデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）