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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
古川 順弘(フルカワ ノブヒロ)
1970年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。文筆家(宗教・歴史分野)・編集者。出版社勤務を経て、執筆・研究活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 古川 順弘(フルカワ ノブヒロ)
1970年、神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。文筆家(宗教・歴史分野)・編集者。出版社勤務を経て、執筆・研究活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
宇治上神社、祝園神社、志古淵神社、久我神社…京都には意外にも遷都以前からの古社が多い。嵯峨野を拓き松尾大社を営んだ渡来人・泰氏の足跡、大和から木津川をへて漸次、山城の賀茂川沿いへ遷り上賀茂・下鴨神社を斎き祀った賀茂氏の痕跡…。記紀があまり描かない平安京以前の深層に迫る!
もくじ情報:第1章 京都の地主神をめぐる(ヤマシロの地に根差す神々;知られざる「京都」の原点 宇治上神社と宇治神社―京都南郊の景勝地が秘める激動古代史 ほか);第2章 賀茂神の軌跡をたどる(九州から大和、山城へと移動してきた賀茂神;賀茂神伝説の里 岡田鴨神社―木津川のほとりに鎮まる古社と幻の都 ほか);第3章 古都を育んだ渡来人の信仰(古都のパイオニアは海の向こうからやって来た;王城鎮護の社 松尾大社―秦氏が奉斎してきた山の神と水の女神 ほか);第4章 神話・伝説の舞台を訪ねる(京都府北部は注目すべき古伝承の宝庫;京都の「月の里」葛野坐月読神社―『日本書紀』に縁起が記された月神の宮 ほか)