|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
上田 秀人(ウエダ ヒデト)
1959年、大阪府生まれ。大阪歯科大学卒業。97年、「身代わり吉右衛門」で、第二十回小説CLUB新人賞佳作受賞。2010年、『孤闘 立花宗茂』で第十六回中山義秀文学賞を受賞。22年、「百万石の留守居役」シリーズで第七回吉川英治文庫賞を受賞。「奥右筆秘帳」シリーズは、「この時代小説がすごい!」の09年版、14年版と二度にわたり、文庫シリーズ第一位を獲得し、第三回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞も受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 上田 秀人(ウエダ ヒデト)
1959年、大阪府生まれ。大阪歯科大学卒業。97年、「身代わり吉右衛門」で、第二十回小説CLUB新人賞佳作受賞。2010年、『孤闘 立花宗茂』で第十六回中山義秀文学賞を受賞。22年、「百万石の留守居役」シリーズで第七回吉川英治文庫賞を受賞。「奥右筆秘帳」シリーズは、「この時代小説がすごい!」の09年版、14年版と二度にわたり、文庫シリーズ第一位を獲得し、第三回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞も受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
三代将軍徳川家光から柳生左門に届けられた密書。その恐るべき中身は、「柳生を滅ぼせ」。父・柳生宗矩の策により、愛する家光から引き剥がされ、江戸から遠い柳生の庄に押し込められていた左門は快哉を叫ぶ。ようやく公方さまの元に帰れると。歓喜のあまりについに乱心、御家の藩士に牙を剥いた左門は悪鬼と化した。一方、ひと足遅れで領内に足を踏み入れた淡海一夜と柳生十兵衛は、酸鼻を極めた地獄絵図を目の当たりにして息を呑む。柳生最大の危機に一夜が取った計とは?そして、待ち伏せる左門と迎え撃つ十兵衛、兄弟激闘の行方は?驚天動地の第八弾!