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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
上田 秀人(ウエダ ヒデト)
1959年、大阪府生まれ。大阪歯科大学卒業。97年「身代わり吉右衛門」で第20回小説CLUB新人賞佳作を受賞しデビュー。以来、歴史知識を巧みに活かした時代小説、歴史小説を中心に執筆。2010年『孤闘 立花宗茂』で第16回中山義秀文学賞、14年『奥右筆秘帳』シリーズで第3回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 上田 秀人(ウエダ ヒデト)
1959年、大阪府生まれ。大阪歯科大学卒業。97年「身代わり吉右衛門」で第20回小説CLUB新人賞佳作を受賞しデビュー。以来、歴史知識を巧みに活かした時代小説、歴史小説を中心に執筆。2010年『孤闘 立花宗茂』で第16回中山義秀文学賞、14年『奥右筆秘帳』シリーズで第3回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
永禄十一年、織田信長が十五代将軍足利義昭を奉じ上洛した。信長は、貿易の富で自治を貫く堺に鉄炮や硝石の独占を要求。堺納屋衆の今井宗久、千宗易、津田宗及らは、一旦恭順する。だが、強かな彼らは商機を逃さぬため、趨勢を見定めようと茶室で戦況分析を始める。やがて信長が、三好、朝倉、石山本願寺を降伏させ天下に迫る時、徳川から驚愕の情報が…。“本能寺の変”の真相に迫る圧巻の戦国交渉小説。