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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
佐藤 直樹(サトウ ナオキ)
東京藝術大学美術学部教授。博士(文学)。1965年生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科後期博士課程中退。ベルリン自由大学留学、国立西洋美術館主任研究員を経て、2010年より東京藝術大学。専門はドイツ/北欧美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 佐藤 直樹(サトウ ナオキ)
東京藝術大学美術学部教授。博士(文学)。1965年生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科後期博士課程中退。ベルリン自由大学留学、国立西洋美術館主任研究員を経て、2010年より東京藝術大学。専門はドイツ/北欧美術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
ミステリーより面白い!藝大の美術史。
もくじ情報:発見される「古代」―古典主義の誕生(ヴィンケルマンと古代の「理想的身体」);イメージはどう伝播するのか?(「本物らしい」版画の流布―…(続く)
ミステリーより面白い!藝大の美術史。
もくじ情報:発見される「古代」―古典主義の誕生(ヴィンケルマンと古代の「理想的身体」);イメージはどう伝播するのか?(「本物らしい」版画の流布―アルブレヒト・デューラーの木版画“犀”;手本としての複製写真―ヴィルヘルム・ハマスホイ“陽光の中で読書する女性、ストランゲーゼ三〇番地”;複製写真が放つ「アウラ」―ヘレン・シャルフベック“鎧を着た少年”);西洋美術の革新と退廃(近代芸術はディレッタントによって作られた―ザクセン選帝侯アウグストによる象牙彫り作品;科学的態度に反発した「自然を装った自然」―カスパー・ダーヴィト・フリードリヒによる月の表現;中世による近代美術の革新―ペーター・コルネリウスの『ファウスト』挿絵連作;サイレント・パートナー―オスカー・ココシュカと世紀末ウィーンの異常な愛);日本と西洋はどう関わってきたのか?(商業デザインに埋め込まれた「日本」―アンリ・ヴァン・デ・ヴェルデのジャポニスム;フィンランドの女性画家、「大首絵」の美人画を描く―ヘレン・シャルフベックと北欧のジャポニズム;複製版画から学び取った「瞳に映る窓」―岸田劉生はどうやってデューラーを受け容れたか?);新しい美術史の可能性とは?(アビ・ヴァールブルクと「世界美術史」の誕生)