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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
斜線堂 有紀(シャセンドウ ユウキ)
上智大学卒。2016年『キネマ探偵カレイドミステリー』で電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞しデビュー。20年『楽園とは探偵の不在なり』が各ミステリ・ランキングの上位に連なり本格ミステリ大賞候補。24年『回樹』で吉川英治文学新人賞候補。漫画原作や朗読劇の脚本も手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 斜線堂 有紀(シャセンドウ ユウキ)
上智大学卒。2016年『キネマ探偵カレイドミステリー』で電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞しデビュー。20年『楽園とは探偵の不在なり』が各ミステリ・ランキングの上位に連なり本格ミステリ大賞候補。24年『回樹』で吉川英治文学新人賞候補。漫画原作や朗読劇の脚本も手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
荒城務は、宇宙で最初の長距離ワープを控えていた。地球にいる最愛の妻、琴音とは声のやり取りはできず、その姿をモニターで見るしかできなかった。そんな中、務は琴音が「妹の夫」に殺される映像を…(続く)
荒城務は、宇宙で最初の長距離ワープを控えていた。地球にいる最愛の妻、琴音とは声のやり取りはできず、その姿をモニターで見るしかできなかった。そんな中、務は琴音が「妹の夫」に殺される映像を目にしてしまう。どうにかしてこのことを地球に知らせなければ―。務はワープを終えた後、地球との定期連絡でそのことを伝えようとするが、モニターに現れたのは金髪碧眼のドニという若い男だった。言葉が通じない中、務はどうやって外国人のドニに妻が妹の夫に殺されたことを伝えるのか…驚きの設定に驚きのラスト。前代未聞、空前絶後のミステリ(「妹の夫」)!すべてが斬新、すべてに脱帽。今、本当に読んでおきたい著者の感情を強く揺さぶる5作品。