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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
木内 昇(キウチ ノボリ)
1967年、東京都生まれ。出版社勤務を経て独立。インタヴュー雑誌「Spotting」を主宰し、単行本、雑誌などでの執筆や書籍の編集を手がける。2004年に『新選組 幕末の青嵐』で小説家デビュー。09年、第2回早稲田大学坪内逍遥大賞奨励賞、11年『漂砂のうたう』で第144回直木三十五賞、14年『櫛挽道守』で第9回中央公論文芸賞、第27回柴田錬三郎賞、第8回親鸞賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 木内 昇(キウチ ノボリ)
1967年、東京都生まれ。出版社勤務を経て独立。インタヴュー雑誌「Spotting」を主宰し、単行本、雑誌などでの執筆や書籍の編集を手がける。2004年に『新選組 幕末の青嵐』で小説家デビュー。09年、第2回早稲田大学坪内逍遥大賞奨励賞、11年『漂砂のうたう』で第144回直木三十五賞、14年『櫛挽道守』で第9回中央公論文芸賞、第27回柴田錬三郎賞、第8回親鸞賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
明治19年、壮大な建築物が連なる街造りで異国に国力を示したい外務大臣の井上馨が「官庁集中計画」を打ち立て、米国帰りの建築家・妻木頼黄が参加する。だが、江戸の町並みを愛する妻木は、単に西欧を模倣した都市計画に反発。西欧の新技術を取り入れつつ、日本的な美しさを大切にして、赤レンガ倉庫や日本橋などを手がけるが―。己の信念を貫き、日本の未来を造った建築家・妻木の闘いを描く長編。