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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
木内 昇(キウチ ノボリ)
1967(昭和42)年東京生まれ。出版社勤務を経て独立し、インタビュー誌「Spotting」創刊。2004年『新選組 幕末の青嵐』で小説家デビュー。11年に『漂砂のうたう』で直木賞、14年に『櫛挽道守』で中央公論文芸賞・柴田錬三郎賞・親鸞賞、『雪夢往来』で中山義秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 木内 昇(キウチ ノボリ)
1967(昭和42)年東京生まれ。出版社勤務を経て独立し、インタビュー誌「Spotting」創刊。2004年『新選組 幕末の青嵐』で小説家デビュー。11年に『漂砂のうたう』で直木賞、14年に『櫛挽道守』で中央公論文芸賞・柴田錬三郎賞・親鸞賞、『雪夢往来』で中山義秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
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「猪口才」な輩に見切りを付け東京に戻って清と暮らした漱石『坊っちゃん』の馬鹿正直さを肯定し、織田作が描く主人公の地を這うような生き様に喝采を送る―。心に残る物語は、生きる行程に必ず寄り添い続けてくれる。今も愛してやまない作品群から選び出した言葉を中心に、生の豊かさと奥深さを切実な感覚で紐解く。作家デビュー以前の幻の名エッセイ『ブンガクの言葉』を改題、復刊。
もくじ情報:かんのんさま 青べか物語/山本周五郎;出世双六 アド・バルーン/織田作之助;落莫 風…(続く)
「猪口才」な輩に見切りを付け東京に戻って清と暮らした漱石『坊っちゃん』の馬鹿正直さを肯定し、織田作が描く主人公の地を這うような生き様に喝采を送る―。心に残る物語は、生きる行程に必ず寄り添い続けてくれる。今も愛してやまない作品群から選び出した言葉を中心に、生の豊かさと奥深さを切実な感覚で紐解く。作家デビュー以前の幻の名エッセイ『ブンガクの言葉』を改題、復刊。
もくじ情報:かんのんさま 青べか物語/山本周五郎;出世双六 アド・バルーン/織田作之助;落莫 風琴と魚の町/林芙美子;道化 人間失格/太宰治;厄除け詩集/井伏鱒二;猪口才 坊っちゃん/夏目漱石;清浄無垢 銀の匙/中勘助;責苦 木魂/夢野久作;端然 母の上京/坂口安吾;御馳走帖/内田百〓;厄介 さぶ/山本周五郎;ネビッチョ 浮雲/二葉亭四迷;蔵む 破戒/島崎藤村;月に吠える/萩原朔太郎;括然 河童/芥川龍之介;道学者 お目出たき人/武者小路実篤;塩花 おかめ笹/永井荷風;筑波日記/竹内浩三